(伝説)SPARTA LOCALS「スパルタ☆オールスター・クラシック」@高松DIME

僕は 奇跡と思ったけど

彼は 伝説だと言いました

奇跡は 勝手に起こるものだけど 伝説は作るもので

あの夜のあの空間はポンと勝手に 起こるような代物でない事を履き違えていたよ

布石がなければ 伝説はない

あぁ あれはレジェンドで

やっぱりスカスカの 3度目の高松DIMEは 

もしかしたら 人差し指を一本掲げるに等しい 公演になったのではないか

正直 コンディションで言えば 良くない 全員疲れてるに決まってる

特に 安部コウセイの 喉という楽器は 擦れたり裏返ったりの連続だったのだが

親友ドクター若林の 助言を 振り切って 言い訳じゃなくここで死ぬと最後まで魂で叫び上げた

そんな事を言われたら 僕らも一緒に心中を謀らないわけにはなりません

若さんの言うこともわかる 今日だけじゃない勿論

何が プロフェッショナルか 楽器を壊してしまう事が プロだとは言わないけれど

そういうことじゃないんだよな 今だろ?今だって

暴力的に言えば 明日なんていらない

その後 やさしく喉によさそうな飲み物がおかれたんだ 任せたと お父さんっ!

電源も落とされ始めた 大きくなり始めたSEの中で 僕らは

求めていいものか悪いものか コウセイの喉を気にしながらも 拍手を送りつづけたんだ

魂でぶつかってくれたことへの感謝と喜びと感動と思いやりとか 

もうなんか 表せない感情がミラーボールと一緒にグルグル回って 

流星みたくキラキラといっぱい降ってた

ピックが蝶みたく おいらの袖に止まったのも また なにかのマジックかと思った

SPARTA LOCALS WITH DIE…これが死闘ってやつでした


コウセイのブログそれだけでいいな
僕たちは 高松で 伝説の証人になりました
それだけでいいよ
ということで ちょこまか書いた追記から下 全部消した
セトリしかございません
鍵かけて 大切な大切な 宝物にしました
ずっとずっと 忘れないです 
ハッピーバースデートゥーユー
無数に飛び交った ありがとうの数だけ 世界が平和になると思った
思い出しただけで 涙がでそうになる そんなライブに 
僕はこの先いったい幾つ出会うんだろう
幾つ重ねても幾つ重ねても
この日が その筆頭として 僕の記憶の中に 居座り続けるということは確定です



?まだあんの?って 
まぁ読む程のもんでもないんでね
隠してみました;ははは


この日はね 庇わないで突っ走るフロントマンを それは頼もしく 
3名が支えていたように思った これがバンド
伊東君のきれっぷりが どうもこうも 凄くって
最初っから 撥を持って引きはじめたときには どうしたんだい?
お主 ま・○ーヤか?と思ったとか思わないとか
そして ポーンとギタリストが 撥を客席に投げたよ 梶山君のだろ?それ 笑
背面引きをしてみたり シンバルを叩いてみたり…
本当に弾いてるんだろうかというのはいつも抱く疑念だけれど やっぱり 解明はされない(勿論弾いている)


象を歌い上げた後だったろうか ローディーさんと若林さんが耳打ちをして
それはすぐ コウセイに告げられた 助言はすぐに覆されて
「今ね おいちゃんがきてよ いや親友の若林さんが来てさ おまえ喉やべー
から一曲減らせって言ったんだよ やるけんな」
僕は 咄嗟に何も考えずにバツ印を胸元で作ってしまったんだ
「うんうん 一曲減らしたりするのいややけん やります」と
なんだかなぁ 少々複雑な気持ちを抱えつつ けど その意思表示に乗っかる事にする
本人がやるって言ってるんだから それを否定する権利なんてないよ 信じるよ
若さんが それを聞いてか 喉によさそうな水を追加でもってきたあたりにジンときたりして
そっから始まった 可哀そうなくらい声の出ていないアポロが 全部魅せちゃっててさ
こぼれないように ミラーボールがキラキラしてて ダイムの高い天井ばかり見上げてた
この人数でこの雰囲気かよと 見る間に盛り上がっていくフロアとは反対に 
どんどん 目立ち始める 声の悪化 コーラスワークがかなり大きくなって 支えるバレリーナ 頼もしい竹馬の友(?)


ステージから発せられるもの 客席から発するもの
この日は それが 目に見えるように たくさん 互いに授受されている気がして
「ばっちり見えとるけんな ばっちり見えとる」と両目を指して
最高の賛美を送っていたんだろうな 
後ろの方の男子やらに向かって言った
少し無理すれば 顔覚えられる程の 入りだったのかもしれんけどな
もうあんまり 人数とかは どうでもいいです 本当 全然関係ない
ありがとう ってコウセイが言うと 次々と無数のありがとうが返ってきて
クシャッと笑っていたなぁ
こんな事が 自然と出来たら どんなに世界が平和になるだろうか
こんな 笑顔がいっぱいで 守りに入る事なんか頭にないわな
多々千切れそうになる声を 搾り出し 叫び続ける 唄うというより 叫び
「絶対ずっとここに来てやるけんな!絶対にどんなことになっても来るぞ!」と
それは大そう 高松を気に入ったみたいで  しかしそこに嘘はなかったなぁ
あぁそら愛媛には益益来なくなるなと思ったけれど 
それは 僕が足を伸ばせば済むだけの話 こんな伝説に立ち会えるのなら 来るよ
誰かが 四国はロック不毛の土地だって言ったって?
それはいつ何時代のことですか?


誰もが 一抹の不安を抱きつつ アンコールは次第にコウセイコールに 笑
やりきった後のあの階段の昇降は 大変きついと思うけれど 
あの階段の上に影が見える喜びっていうのは ダイムならでわやと思う
行くぞ〜〜!!って ぶっ壊れたオモチャみたいに 兄はステージのライトを指
差していたっけ 多分もうとっくに限界なんて超えている
2回目の時なんて 感激だったなぁ アンプ半分消えてたもの
アンコールを望む拍手というよりは 感謝の拍手が半分以上混ざっていたんじゃないかな
ザクラブ みっつんが静寂の後
「おどれーーーーーーーーーー」と あんなに凄んだ彼を見たのは久々でしたね
シカメタ顔じゃなく 楽しそうに弾いている そこに僕は 惚れていた事を思い出した
魂と魂でぶつかり合って満足で  それは 僕だけが感じてた事じゃないな
みっつんが「ありがとう」って言って コウセイが踊り場で 土下座までして投げキッスをして
明るくなったと思ったら 会場から自然と拍手が沸き起こったんだ
聞こえていたんかな あの拍手
なんだこの空間って 鳥肌がたって
僕は ちょっとだけ トイレで泣いた 気持ち悪いよね


誰が誰だかわかんないけど 笑 
岡山組の人たちの その心の優しさと可愛らしさにポッと心に灯がともり 
トウキョウからおいでた人も オオサカ コウベからおいでた人も 
勿論地元のユキちゃんだって
伝説の証人 刻まれちまったなぁ


2007年6月17日(日)高松DIME
僕は ずっとずっと 忘れないです


(一つだけなんですがちょっとだけね、乾杯してくれる人がいたらいいなとは思
いますよ…小声)

コウセイ喉お大事に
あれ舐めときゃ治るばい

1. リトルガーデン
2.ディストーションブルースボーイ
3.夢ステーション
4.まぼろしFOREVER
5.ダンスクイーン
6.平凡ギャング
7. アイラブユー
8.ウララ
9.アロハ
10. IdoL
11. OK
12. 象
13. アポロ
14. トウキョウバレリーナ
15. サンク
16. ばかやろう
17. ミーハーハー
EN1
1.黄金WAVE
2.ピース
EN2
1.The Club